株価指数先物【昼のコメント】アルゴ発動のほかクレディスイスによる売り仕掛けとの見方

市況
2020年12月21日 12時12分

日経225先物は11時30分時点、前日比190円安の2万6550円(-0.71%)前後で推移している。寄り付きは2万6720円とシカゴ先物清算値(2万6705円)を上回って始まると、現物の寄り付き直後には2万6840円まで上げ幅を広げている。米共和、民主両党の議会指導者は約93兆円規模の追加経済対策案で合意に達したと伝わったことがアルゴ発動につながったようである。しかし、その直後には下げに転じており、前場半ばには2万6500円台前半での推移から一時2万6460円まで下げ幅を広げている。

前引けのTOPIXは0.65%の下落となり、後場は日銀のETF買い入れが入る可能性もある。これが需給面での下支えとして意識されやすく、下値の堅さにつながりそうだ。しかし、朝方の買い仕掛けから一気にショートを仕掛けてきており、市場参加者が限られる中においてはショートカバーを狙った売買も膨らみづらいといえる。また、経済対策の合意は材料視されているが、グローベックスの米株先物は小動きで推移していることも手掛けづらくさせる。なお、市場関係者の間には、アルゴ発動のほかクレディスイスによる売り仕掛けとの見方もある。

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