日銀は3月会合でETF買い入れ修正か、TOPIX型シフトも 国内大手証券

市況
2020年12月22日 13時58分

野村証券は21日、日銀が3月会合でETF買い入れの修正を行う可能性がある、とリポートで指摘した。日銀は18日の金融政策決定会合で「より効果的で持続的な金融緩和を実施していくため点検を行う」と明らかにしたことを受けたもので、具体的には「年間12兆円を上限に買い入れを行う」との旨の記載が削除され、「年間6兆円に相当するペースで買い入れを行うが、市場の状況に応じて買い入れ額は上下に変動し得る」と、今年3月に12兆円に倍増される前の水準の方針に戻るとみている。同証券では、すでに日銀の実質的なETF買い入れは新型コロナ前にほぼ戻っていることから、現状の買い入れ運営を追認するものとなると予想している。年間目標額が6兆円から引き下げられる可能性は低い、とも分析している。ETF買い入れ対象は、TOPIX型ETFへの更なるシフトが決定される可能性が高いとも指摘している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.