日本オラクルは一時11%高、第2四半期営業利益は2ケタ増
日本オラクル<4716>は3日ぶりに反発し一時、前日比1270円(10.9%)高の1万2970円に買われた。22日取引終了後に発表した第2四半期累計(6~11月)単独決算が、売上高1002億4600万円(前年同期比2.8%増)、営業利益330億6700万円(同10.0%増)、純利益228億7400万円(同10.0%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。
大型から中堅、小規模にわたるさまざまな案件を引き続き獲得し、主力のクラウド&ライセンス事業が好調に推移したことが業績を牽引した。また、19年5月に開設した東京地区データセンターと20年2月に新設した大阪地区データセンターの利用量が順調に増加したことや、ライセンスサポートが高い契約更新率を維持し、新規保守契約も高水準を堅持したことも寄与した。
なお、21年5月期通期業績予想は0.0~3.0%増収、一株利益370~385円の従来見通しを据え置いている。