大有機が3日ぶり反発、国内有力証券は新規「バイ」でカバレッジ開始
大阪有機化学工業<4187>が3日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は22日、同社株のレーティングを新規「バイ」でカバレッジを開始した。目標株価は3700円とした。半導体の先端プロセス用フォトレジスト材料の需要拡大による中長期的な成長をエクイティストーリーとしている。世界シェア60%以上のArFフォトレジスト用モノマーは先端ロジックやメモリー、PM(パワーマネジメント)ICなど半導体デバイス向け需要拡大の恩恵を享受すると予想。EUVフォトレジスト用材料でも今後本格的な業績寄与が始まり、電子材料部門が同社の成長をけん引すると予想している。