イオンが21年2月期営業利益を増額修正、GMSやSM事業などが堅調
イオン<8267>は23日取引終了後、21年2月期連結業績予想の修正を発表した。売上高にあたる営業収益は8兆~8兆4000億円の見通しを8兆5000億円(前期比1.2%減)に見直した。営業利益は500億~1000億円を1200億~1500億円(同30.4~44.3%減)に上方修正した。これまで未定としていた経常利益は1000億~1200億円(同41.7~51.4%減)とした。純利益は引き続き未定としている。
在宅時間の増加による食料品など生活必需品や感染症対策のための衛生用品などの需要拡大で、GMS(総合スーパー)事業の食品部門やSM(スーパーマーケット)事業、ヘルス&ウエルネス事業での売り上げが伸びた。更に、ショッピングモールや専門店、総合金融事業なども回復基調にあることが寄与している。