本日注目すべき【好決算】銘柄 シンシア、イオン、建設技研 (23日大引け後 発表分)

注目
2020年12月24日 7時01分

23日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

シンシア <7782>   ★今期経常を一転32%増益に上方修正、配当も3円増額

◆20年12月期の連結経常利益を従来予想の1億1400万円→2億円に75.4%上方修正。従来の25.0%減益予想から一転して31.6%増益見通しとなった。クリアレンズの販売拡大やプライベートブランド商品の回復で、売上高が計画を上回ることが寄与。一部商品で年末繁忙期の販売促進を目的とした仕入れ価格の値引きが実現したことも利益を押し上げる。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→13円(前期は4円)に大幅増額修正した。

大光 <3160>   ★今期経常を一転4%増益に上方修正

◆21年5月期の連結経常利益を従来予想の1.5億円→4.9億円に3.3倍上方修正。従来の68.3%減益予想から一転して3.6%増益見通しとなった。上期に主要販売先である外食産業や外商事業の売上高が想定以上に回復したことが寄与。人員配置の見直しによる人件費の抑制や経費削減の進展も上振れに貢献する。

岡野バ <6492> [東証2]  ★前期経常を2.3倍上方修正

◆20年11月期の連結経常損益を従来予想の1.1億円の黒字→2.5億円の黒字(前の期は7.9億円の赤字)に2.3倍上方修正。滞留債権の一部精算が完了したことに加え、製造費用と販管費の削減が進んだことが上振れの要因となった。

イオン <8267>   ★今期営業を80%上方修正

◆21年2月期の連結営業利益を従来予想の750億円(予想レンジ中値)→1350億円(同)に80.0%上方修正。減益率が65.2%減→37.4%減に縮小する見通しとなった。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、食料品をはじめとする生活必需品、感染症対策のための衛生用品などの販売が大きく伸びたことが寄与。足もとではブラックフライデーセール期間中の売り上げが目標を上回ったほか、食品部門やドラッグストアも好調を維持している。

建設技研 <9621>   ★今期配当を10円増額修正

◆20年12月期の期末一括配当を従来計画の35円→45円(前期は35円)に増額修正した。直近の業績推移や経営環境を踏まえ、株主への利益還元を増やす。権利付き最終日の28日を目前に控え、配当取りを狙う買いが期待される。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.