シンシアがカイ気配スタート、20年12月期業績及び配当予想を上方修正
シンシア<7782>がカイ気配スタートとなっている。23日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を39億7000万円から41億5000万円(前期比5.0%減)へ、営業利益を1億1600万円から2億200万円(同41.3%増)へ、純利益を8000万円から1億2800万円(同68.4%増)へ上方修正し、あわせて従来10円を予定していた期末一括配当を13円にすると発表したことが好感されている。
シリコーンハイドロゲル素材コンタクトレンズ「SINCERE 1DAY S」を中心にクリアレンズの販売が順調に拡大していることに加えて、第4四半期に入り「Miche Bloomin’(ミッシュブルーミン)シリーズ」などを中心にプライベートブランド商品の販売が回復していることが要因。また、一部商品について、年末繁忙期の販売促進を目的とした仕入価格の値引きが実現したことなども寄与する。なお、配当は前期実績に対しては9円の増配となる予定だ。