東京株式(前引け)=反発、手掛かり材料難で薄商いも買い優勢に

市況
2020年12月28日 11時45分

28日前引けの日経平均株価は前営業日比114円42銭高の2万6771円03銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億7748万株、売買代金概算は8523億4000万円。値上がり銘柄数は891、対して値下がり銘柄数は1171、変わらずは121銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、朝方はやや買い優勢も売り買いを交錯させていたが、その後は上昇指向に。手掛かり材料が少なく、薄商いのなかで上値を積極的に買う動きは見られなかったものの、売り圧力の乏しさが全体指数に浮揚力を与える形となった。新型コロナウイルスの感染拡大は懸念材料ながら、各国政府の財政出動や中央銀行による金融緩和政策を拠りどころに利益確定売り圧力は限定的。半導体関連株などに物色の矛先が向いている。前引け時点の売買代金は8500億円強にとどまった。

個別では任天堂<7974>が買い優勢、ソニー<6758>も堅調。村田製作所<6981>、キーエンス<6861>なども上値指向を強めた。東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>など半導体製造装置関連が買われ、三菱重工業<7011>も物色人気に。ブラス<2424>、ショーケース<3909>などがストップ高となった。半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、ニトリホールディングスも売りに押された。武田薬品工業<4502>も値を下げた。TAKARA & COMPANY<7921>が急落、ストライク<6196>も大幅安。あさひ<3333>も大きく水準を切り下げた。

出所:MINKABU PRESS

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