日本BS放送---1Qは2ケタ増益、視聴世帯数の更なる増加を推進

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2021年1月7日 16時24分

日本BS放送<9414>は6日、2021年8月期第1四半期(20年9月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.2%減の27.85億円、営業利益が同21.8%増の5.74億円、経常利益が同35.6%増の6.43億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同33.6%増の4.32億円となった。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、市場環境においても広告枠の販売不振のほか、感染拡大防止を目的とした番組制作の一部中止に伴う再放送や、アーカイブへの差し替え等大きな影響を受けている。番組制作はWEB会議システム等を活用したリモート収録を行う等、感染拡大の防止と視聴者需要の充足を両立させるべく邁進した。

2020年10月の番組改編では、良質な自社制作番組と外部リソースの最適なミックスによる視聴世帯数の更なる増加を目的として、ディスカバリーチャンネルの中でも評価と人気の高い作品を厳選し新たに放送を開始。また、中小企業やベンチャー企業に焦点を当て、次世代の会社に必要な情報を発信する経済番組「NEXT company」を新たに立ち上げた。更に特別番組として、延期となった東京五輪を臨み過去の番組映像や取材アーカイブを活用した番組を放送した。

アニメファンから根強い人気を誇る「ANIME+(プラス)」は、約40タイトルのアニメ番組を放送した。また、子供向け番組として、「キッズアニメ∞」枠を放送している。

費用面は、再放送や再編集版への差し替え、新たな試みによる視聴者需要の充足と番組制作継続の両立を図るとともに、番組宣伝や局認知度向上施策を従来以上に効率的に進めコストコントロールに努めた。

2021年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.1%増の114.00億円、営業利益が同31.0%減の15.10億円、経常利益が同27.1%減の16.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.2%減の10.40億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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