東京株式(前引け)=続伸、朝安後に切り返すも上値に重さ

市況
2021年1月12日 11時43分

12日前引けの日経平均株価は前営業日比47円72銭高の2万8186円75銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億835万株、売買代金概算は1兆5269億9000万円。値上がり銘柄数は887、対して値下がり銘柄数は1210、変わらずは85銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方は前日の欧米株安などを受けて利食い優勢のスタートとなったが、その後は押し目買いにプラス圏に切り返す展開となった。国内外での新型コロナウイルスの感染拡大が加速していることに対する警戒感が拭えないほか、米国での政局不安などが重荷となっている。ただ、押し目買い意欲も旺盛で日経平均は寄り直後から漸次水準を切り上げ、午前10時過ぎに150円近く上昇する場面があった。前引けにかけては伸び悩み上げ幅を縮小した。なお、値上がり銘柄数を値下がりが上回り、TOPIXは小幅マイナス圏で着地している。

個別では任天堂<7974>が買われ、東京エレクトロン<8035>も上昇した。中外製薬<4519>が商いを伴い大幅高、信越化学工業<4063>なども上昇した。GMB<7214>がストップ高、神栄<3004>も一時連日のストップ高に買われる人気となった。良品計画<7453>も活況高。半面、キーエンス<6861>が売りに押され、エムスリー<2413>も軟調。トヨタ自動車<7203>も冴えない動き。グリムス<3150>が急落、光通信<9435>も大幅安に売られた。エスプール<2471>、ブイキューブ<3681>などの下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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