東京株式(大引け)=125円安と反落、景気敏感株など売られる

市況
2021年1月22日 15時42分

22日の東京株式市場で日経平均株価は反落。週末で積極的な売買は見送られるなか、景気敏感株などに対する売りが優勢となった。

大引けの日経平均株価は前日比125円41銭安の2万8631円45銭。東証1部の売買高概算は12億1752万株。売買代金概算は2兆3734億8800万円となった。値上がり銘柄数は694と全体の約32%、値下がり銘柄数は1416、変わらずは80銘柄だった。

21日の米株式市場では、NYダウが前日比12ドル安と3日ぶりに反落。ただ、ハイテク株は高くナスダック指数は最高値を更新した。これを受けた、東京市場では上値は重く日経平均株価は軟調に推移。前日に終値ベースで30年5カ月ぶり高値に上昇したこともあり、利益確定売りが出やすかった。一時200円超の下落となったが、下値には買いが入り下げ渋った。英紙タイムズが、日本政府は新型コロナウイルスのため東京五輪を中止せざるを得ないと非公式に結論づけた、と報道したことも警戒された。鉄鋼や証券、空運、陸運株などが安い。

個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、トヨタ自動車<7203>、ファーストリテイリング<9983>といった主力株が安い。日本電産<6594>や村田製作所<6981>も値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>も安い。コマツ<6301>や日本製鉄<5401>、JR東海<9022>、ANAホールディングス<9202>が軟調だった。バルミューダ<6612>が売られた。

半面、任天堂<7974>や富士通<6702>、パナソニック<6752>が高く、レーザーテック<6920>やキーエンス<6861>、シャープ<6753>が値を上げた。BASE<4477>やレノバ<9519>、JTOWER<4485>が買われ、曙ブレーキ工業<7238>が急伸した。

出所:MINKABU PRESS

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