イノテックに物色人気集中、NAND型メモリーテスターで需要開拓
イノテック<9880>に物色人気が集中している。一時18%を超える上昇で1300円台まで上昇し、約1年前の昨年1月につけた昨年来高値1333円奪回を視界に捉える場面があった。半導体設計ツールとメモリーテスターを主力とする半導体商社。テスターはNAND型フラッシュメモリー量産ラインで需要を獲得するなど、世界的な半導体需給の逼迫を背景にビジネスチャンスが広がっている。時価予想PERは依然として14倍台でPBRは0.8倍台。株主還元にも厚く、配当利回りは3%を超えている。