ＨＩＯＫＩの２１年１２月期は２２％営業増益で１０円増配へ
ＨＩＯＫＩ<6866>が２５日の取引終了後、２１年１２月期の連結業績予想を発表しており、売上高２３９億円（前期比１０．３％増）、営業利益３０億円（同２１．５％増）、純利益２３億２０００万円（同１２．０％増）を見込む。また、年間配当は前期比１０円増の７０円を予定している。
国内外で高まる脱炭素化などを背景に自動車業界及び関連する業界における設備投資環境が改善していくとみられるなか、自動車・電子部品、バッテリーといった成長市場で技術革新が進むとともに需要が高まる高付加価値製品の開発に取り組むとしている。また、海外販売会社を中心にブランド浸透とグローバルアフターサービス体制の構築に努めることにより、収益を伸長させるとしている。
なお、２０年１２月期決算は、売上高２１６億６４００万円（前の期比５．０％減）、営業利益２４億６９００万円（同１３．５％減）、純利益２０億７１００万円（同５．７％減）だった。