ツインバード、神栄など人気、ファイザー・ワクチン向け冷凍庫需要見込む
ツインバード工業<6897>が16%を超える急騰をみせたほか、神栄<3004>も一時8%近い大幅高に買われる人気となった。ワクチン関連の一角が買いを集めている。市場関係者によると「米製薬大手メルクがワクチン開発を中止したことは全体で見ればワクチン普及が遅れ経済活動が遅滞することへの懸念につながり、景気敏感セクター中心にネガティブ材料となるが、これによって現在承認されている米ファイザーの優位性が一段と高まったということがいえる。ファイザーのワクチンは冷凍保存が必須なため、超低温冷凍庫を製造・販売するツインバードや、超低温冷凍庫向け温度ロガーを手掛ける神栄などの株価を強く刺激することになった」(ネット証券マーケットアナリスト)という。