Ｍｉｐｏｘが逆行高、半導体関連の中低位出遅れ株として物色人気
Ｍｉｐｏｘ<5381>が全体地合い悪のなか強さを発揮、後場寄り早々に３６円高の５３７円まで上値を伸ばした。昨年来高値５５３円が視界に入ってきた。微細加工の液体研磨剤大手で半導体関連の出遅れとして頭角を現している。また、巣ごもり需要やテレワーク需要を背景にパソコンやゲーム機の特需がＨＤＤ向け研磨剤に強力な追い風となっている。名古屋大学との共同研究による「半導体製造向け自動欠陥検査装置の開発」が新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）に採択されるなど、技術開発力にも注目が集まっている。
