ファーマFはカイ気配スタート、田辺三菱と抗体医薬に関する独占的ライセンス契約を締結
ファーマフーズ<2929>はカイ気配スタートとなっている。26日の取引終了後、田辺三菱製薬(大阪市中央区)と、自己免疫疾患に対する開発候補抗体について独占的ライセンス契約を締結したと発表しており、これが好感されている。
両社は、18年10月から自己免疫疾患に対する抗体医薬品の創製を目指して共同研究を推進していたが、この成果をもとに抗体医薬品としての開発段階に進むことが狙い。契約締結により、ファーマFは開発候補抗体の製造・開発及び販売を、全世界で独占的に実施する権利を田辺三菱に付与するとしており、これに伴いファーマFは田辺三菱から契約一時金として3億2000万円の支払いを受けることになる。また、開発段階に応じた開発マイルストンや、上市後も全世界における販売額に応じたロイヤルティーと販売マイルストンの支払いを受けるとしている。