オプトランが6連騰で異彩放つ、光学成膜装置が5Gスマホと基地局投資で追い風局面に
オプトラン<6235>は6連騰と異彩の上値追いが続いている。光学部品向け成膜装置の製造・販売を手掛けるが、ここ世界的に高速通信5Gのサービスが普及するなか、5G対応スマートフォンの量産や5G関連基地局投資が本格化しており、海外売上比率が9割を超える同社の活躍余地の高まりが意識されている。米国株市場ではアップル株が躍進しているが、これは5Gに対応したiPhone最新機種の売り上げの伸びに期待した部分が大きい。オプトランの20年12月期業績は2ケタ営業減益を余儀なくされる見込みながら、株価面では昨年6月以降の調整で織り込み済み。21年12月期は急回復が期待され、これを意識した投資資金の攻勢が続いている。