アンリツの上値指向不変、半導体ニーズ押し上げる5G関連投資で需要先取り
アンリツ<6754>が3日ぶりに反発し2700円台を回復。同社株は昨年12月29日から今月20日にかけて14日続伸という記録的な連騰をみせマーケットの注目を呼んだ。その後はさすがに利益確定売りが出て調整を入れたものの、5日移動平均線近辺で踏みとどまり、きょうは改めて物色対象として浮上している。半導体製造装置関連メーカーの業績が総じて足もと絶好調に推移しているが、その背景にあるのが5G関連の投資需要であり、5G対応スマートフォン及び基地局向け通信計測器のトップメーカーとして同社の収益環境に対する追い風が改めて意識されている。