株価指数先物【昼のコメント】中・小型株指数が相対的に強く、ややTOPIX型優位の展開

市況
2021年1月27日 12時12分

日経225先物は11時30分時点、前日比50円高の2万8580円(+0.17%)前後で推移している。寄り付きは2万8710円とシカゴ先物(2万8710円)にサヤ寄せして始まり、現物の寄り付き後には2万8740円まで上げ幅を広げる場面がみられた。その後は2万8650円~2万8710円辺りでの保ち合いが続いたが、前場半ば辺りからじりじりと上げ幅を縮め、前引け間際には一時2万8520円と下げに転じている。

日東電工 <6988> の決算を評価した動きのほか、国際通貨基金(IMF)が日本の成長率予測を上方修正したことが材料視されたものの、シカゴ先物にサヤ寄せしてのギャップスタート後はこう着感が強まっている。エムスリー <2413> 、アドバンテスト <6857> 、ソフトバンクグループ <9984> 、ファーストリテイリング <9983> 、KDDI <9433> などの下げが指数の重荷となっている。

前引けのTOPIXは0.30%の上昇であり、後場は日銀のETF買い入れはないだろう。需給面での下支えは期待しづらいが、2万8500円が支持線として意識されていることもあり、売り込む流れにはならないだろう。もっとも、コア銘柄に対する戻り待ちの売り圧力が意識される半面、中型、小型株指数が相対的に強い動きであり、ややTOPIX型優位の展開である。

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