東京株式(前引け)=反発、上値重く後半急速に値を消す場面も

市況
2021年1月27日 11時47分

27日前引けの日経平均株価は前営業日比49円88銭高の2万8596円06銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億9128万株、売買代金概算は1兆2960億4000万円。値上がり銘柄数は1170、対して値下がり銘柄数は898、変わらずは119銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方日経平均が買い優勢で始まり、一時200円を超える上昇をみせたが後半は急速に値を消す展開となり、マイナス圏に沈む場面もあった。その後は再び買いが厚くなったが前引け時点の上げ幅は50円弱にとどまった。本格化する国内企業の決算発表を見極めたいとの思惑に加え、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を前に買いポジションを軽くする動きが上値を重くした。

個別ではキーエンス<6861>が上昇し、ファナック<6954>も買い優勢、日東電工<6988>も物色された。富士通<6702>も堅調。SREホールディングス<2980>が急騰、東京製綱<5981>も大きく上値を伸ばした。このほかリョーサン<8140>、JCRファーマ<4552>などが値を飛ばした。半面、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連が利食われ、ソニー<6758>も軟調。エムスリー<2413>が大きく値を下げた。タツタ電線<5809>、新光電気工業<6967>が売られ、新日本理化<4406>も下落した。

出所:MINKABU PRESS

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