コロナ禍の“復活度”に注目、10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 1月27日版
4-12月期(第3四半期累計)の決算発表が本格化している。今回の決算発表では、好調な中国経済や政府による需要喚起策などを背景に、コロナ禍で大きく落ち込んだ業績がどの程度回復したかが焦点となる。また、足もとの業績回復を踏まえて通期計画を上方修正する企業も増えてくるとみられ、マーケットの注目を集めそうだ。
本特集では、本日発表された決算の中から、直近3ヵ月の10-12月期(第3四半期)に増収増益を達成した銘柄を(銀行を除く)リストアップした。下表は、10-12月期に売上高、経常利益がともに前年同期を上回って着地した22社を選び出し、増益率の高い順に並べた。また、四半期ベースの「増益連続期数」、4-12月期経常利益の通期計画に対する進捗割合を表す「対通期進捗率」も併せて記した。
┌─ 経常利益 ─┐ ┌─ 売上高 ─┐ 増収増益 対通期 予想
コード 銘柄名 増益率 10-12月期 増収率 10-12月期 連続期数 進捗率 PER
<6755> 富士通ゼ 11687 1768 10.9 52992 1 53.5 23.1
<8708> 藍沢 127 626 20.3 4256 5 - -
<4549> 栄研化 117 2862 18.8 10820 1 99.8 17.5
<2760> 東エレデバ 106 1351 11.9 37205 1 63.7 13.7
<6954> ファナック 64.4 37177 15.4 144818 1 63.1 60.5
<9478> SEHI 40.4 278 4.2 1562 2 97.7 12.5
<2335> キューブシス 38.1 319 1.3 3508 2 82.3 24.9
<6645> オムロン 37.8 20471 0.1 168294 1 82.1 48.4
<9962> ミスミG 37.3 8351 1.3 79712 1 85.2 64.4
<3658> イーブック 33.3 220 40.7 7514 4 91.2 24.0
<4765> Mスター 32.5 510 16.6 1864 2 - -
<2208> ブルボン 29.3 2141 2.2 33479 1 79.8 21.1
<5906> エムケー精工 28.3 924 4.2 7602 3 163 12.1
<4348> インフォコム 15.1 2263 16.1 15701 3 68.7 26.6
<4307> 野村総研 12.9 24064 5.2 138166 2 72.5 33.5
<9436> 沖縄セルラー 12.6 4384 10.4 19240 7 83.9 12.0
<4099> 四国化 11.7 2384 1.2 12616 1 74.4 13.9
<4973> 日本高純度 10.2 357 26.2 4484 1 82.1 22.6
<8772> アサックス 5.6 1092 1.9 1534 1 81.5 9.6
<6161> エスティック 3.2 324 16.9 1457 1 101 22.5
<5612> 鋳鉄管 2.5 249 11.7 4567 4 117 8.1
<9551> メタウォータ 黒転 2312 9.2 24517 2 - 15.8
※売上高、経常利益の単位は百万円。増益率、増収率は前年同期に比べた増加率、単位は%。連続期数は四半期ベースの連続回数。対通期進捗率は経常利益の通期計画に対する4-12月期の進捗割合、単位は%。
※「-」は今期業績予想を非開示の企業。今期最終赤字を見込む企業は除いた。
株探ニュース