チャームケアが続伸、人員配置の効率化などで12月中間期営業利益は計画上振れ
チャーム・ケア・コーポレーション<6062>が続伸している。27日の取引終了後、集計中の21年6月期第2四半期(20年7~12月)連結業績予想について、営業利益を10億円から11億1000万円へ、純利益を6億円から7億9000万円へ上振れて着地したようだと発表した。今期から連結決算へ移行したため前年同期との単純比較はできないが、純利益ベースでは前期単独決算比38.4%増となっており、これが好感されている。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、営業活動に制限を受けたことから売上高は115億円から113億6000万円へ下振れた。ただ、既存ホームで高い入居率を維持しているほか、人員配置の効率化や経費関連の施策などが奏功し利益を押し上げた。更に、感染対策のためのかかり増し経費や新規ホームの開設準備経費に対する補助金を受給したことも寄与した。