マネックスGが一時8%高と大幅続伸、新生銀との包括提携の買い人気止まらず
マネックスグループ<8698>が大幅続伸。株価は一時、前日に比べ8%高に買われ昨年来高値を更新した。27日付の日本経済新聞は「新生銀行<8303>がマネックス証券と証券分野で包括提携する」と報じたことを受け、同日にマネックスGの株価は急伸。27日に新生銀とマネックスGは包括提携を正式発表したが、この日も株価は大幅高となり買い人気は衰えていない。この提携に関して、アナリストからは「新生銀行にとってはシステムを含めた運営コスト削減や商品ラインアップの拡大につながり、マネックスにとっては顧客基盤の拡大につながることから、相互にメリットが大きい」と評価する見方が出ている。特に、マネックスにとっては、新生銀の投資信託口座が移管されることなどの効果が期待されている。更に、SBIホールディングス<8473>は新生銀の10%強の株式を保有する大株主となっているが、今回マネックスとの間で包括提携が結ばれたことも市場の関心を集めている。