キヤノン電は大幅高で4日続伸、21年12月期業績予想はV字回復を見込む
キヤノン電子<7739>が大幅高で4日続伸している。27日の取引終了後に発表した21年12月期の業績予想は売上高891億6000万円(前期比19.5%増)、経常利益80億7500万円(同38.6%増)と19年12月期の水準にV字回復を見込んでおり、これが好感されている。
前期業績は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2ケタ減収減益に沈んだ。ただ、7月に下方修正した後、個人向けプリンターの受注回復に加え、カメラ関連ユニットや歯科向け機器の販売好調などを背景に、2度にわたって上方修正するなど業績は上向いており、今期も回復基調が続くと見込んでいるようだ。なお、今期の年間配当は未定としている。
最終更新日:2021年01月28日 12時57分