名古屋電機がS高カイ気配、21年3月期営業利益予想を2.4倍へ上方修正

材料
2021年2月3日 11時27分

名古屋電機工業<6797>がストップ高の1630円水準でカイ気配となっている。2日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を209億400万円から213億円(前期比12.0%増)へ、営業利益を15億8900万円から41億円(同2.4倍)へ、純利益を13億3500万円から30億円(同2.1倍)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を25円から50円へ増額したことが好感されている。

情報装置事業において、前期に計上予定の案件が工期延期により今期に売り上げ計上となったことや、受注済み案件の仕様変更による契約金額増額などが要因。また、収益管理強化に努めたことや、新型コロナウイルス感染症対策として、在宅勤務やオンライン会議を推進したことによる経費削減効果なども寄与する。なお、年間配当は60円(従来予想35円)となり、前期実績に対しては35円の増配となる予定だ。

同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高123億1400万円(前年同期比18.1%増)、営業利益19億4400万円(同12.0倍)、純利益13億5800万円(同7.3倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2021年02月03日 11時30分

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