郵船が後場上げ幅を拡大、21年3月期業績予想を一転増益予想へ上方修正

材料
2021年2月3日 13時17分

日本郵船<9101>が後場上げ幅を拡大している。この日正午ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆4600億円から1兆5400億円(前期比7.7%減)へ、営業利益を300億円から570億円(同47.3%増)へ、純利益を350億円から900億円(同2.9倍)へ上方修正し減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。

定期船事業で、想定を大幅に上回る輸送需要により需給ひっ迫が継続し、オーシャン・ネットワーク・エクスプレスの収支は想定を上回っていることに加えて、航空運送事業で引き続き供給スペース不足による需給の引き締まりにより収支が良化していることが要因。また、物流事業が航空貨物取扱事業とロジスティクス事業の好況に支えられた収支で推移していることも寄与する。

なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高1兆1459億円(前年同期比8.6%減)、営業利益479億5300万円(同47.7%増)、純利益523億6200万円(同2.8倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.