古河池が動意、21年3月期業績予想と配当計画を上方修正
古河電池<6937>が後場動意づき、一時9%高となった。同社はきょう午後2時頃に、21年3月期通期の連結業績予想及び配当計画を修正。営業利益見通しを前期比15.4%増の38億円(従来予想は23億円)に引き上げたほか、期末一括配当を15円(従来計画は13円)にすると発表した。
売上高見通しも同5.7%減の608億円(従来予想は560億円)に上方修正。新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞に伴い、国内市場及びタイ市場での自動車メーカー向けの販売が低調となったものの、取り換え需要が堅調に推移したことや、インドネシア子会社の収益性が改善していることを受けて業績予想を見直したという。