話題株ピックアップ【夕刊】(3):UT、セコム、マネックスG

注目
2021年2月8日 15時19分

■UTグループ <2146>  3,600円  +220 円 (+6.5%)  本日終値

5日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は4%減益も対通期進捗は過去平均を超過」が好感された。

UTグループ <2146> が2月5日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.5%減の57.4億円に減ったが、通期計画の60億円に対する進捗率は95.8%に達し、5年平均の71.6%も上回った。

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■セコム <9735>  10,245円  +616 円 (+6.4%)  本日終値

5日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は3%増益」が好感された。

セコム <9735> が2月5日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比8.9%減の1009億円に減ったが、通期計画の1300億円に対する進捗率は77.6%に達し、5年平均の72.9%も上回った。

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■三洋貿易 <3176>  1,119円  +64 円 (+6.1%)  本日終値

5日に決算を発表。「10-12月期(1Q)経常は3%増益で着地」が好感された。

三洋貿易 <3176> が2月5日大引け後(16:00)に決算を発表。21年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比3.1%増の18.3億円に伸び、通期計画の42億円に対する進捗率は43.7%に達し、5年平均の29.9%も上回った。

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■住友倉庫 <9303>  1,401円  +76 円 (+5.7%)  本日終値

住友倉庫<9303>が後場上げ幅を拡大。午後1時20分ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1870億円から1890億円(前期比1.4%減)へ、営業利益を95億円から105億円(同5.4%減)へ、純利益を72億円から81億円(同9.5%減)へ上方修正したことが好感された。倉庫保管残高が堅調に推移したことやeコマース関連輸送の取り扱いが伸長したことに加えて、第3四半期に入り海運事業で輸送数量回復の動きがみられ、第3四半期累計(20年4~12月)決算が想定を上回って着地したことが要因。また、第4四半期に物流事業で引き続き文書等情報記録媒体の取り扱いやeコマース関連輸送の取り扱いが堅調に推移すると見込まれることや、海運事業で運賃水準の改善、輸送数量の回復が見込まれることも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高1419億7900万円(前年同期比1.1%減)、営業利益79億4400万円(同6.2%減)、純利益64億9400万円(同6.3%減)だった。

■マネックスグループ <8698>  704円  +38 円 (+5.7%)  本日終値

5日に発表した「メタップスアルファを子会社化」が買い材料。

子会社コインチェックがデジタルアイテム取引所「miime」を運営するメタップスアルファの全株式を取得し子会社化する。

■シップHD <3360>  6,340円  +340 円 (+5.7%)  本日終値

5日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は82%増益」が好感された。

シップヘルスケアホールディングス <3360> が2月5日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.7%増の148億円となり、通期計画の210億円に対する進捗率は5年平均の62.4%を上回る70.8%に達した。

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■極東開発工業 <7226>  1,606円  +86 円 (+5.7%)  本日終値

5日に決算を発表。「今期経常を33%上方修正、配当も2円増額」が好感された。

極東開発工業 <7226> が2月5日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.8%減の54.2億円となった。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の36円→38円(前期は40円)に増額修正した。

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■セーレン <3569>  1,825円  +95 円 (+5.5%)  本日終値

5日に決算を発表。「今期経常を27%上方修正」が好感された。

セーレン <3569> が2月5日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比28.9%減の60.5億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の63億円→80億円(前期は112億円)に27.0%上方修正し、減益率が44.0%減→28.9%減に縮小する見通しとなった。

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■スシローGH <3563>  4,220円  +210 円 (+5.2%)  本日終値

スシローグローバルホールディングス<3563>が3連騰。株価は前日比13%超高の4545円まで上値を伸ばし上場来高値を更新した。5日の取引終了後に発表した21年9月期第1四半期(10~12月)の連結決算(国際会計基準)は、売上高595億2900万円(前年同期比6.8%増)、税引き前利益66億5600万円(同41.8%増)と増収増益を達成しており、これを好感する買いが入った。新型コロナウイルスの感染拡大で既存店客数は減少したものの、国内外で20店舗出店した効果や客単価の上昇が寄与し、増収を確保した。引き続きテイクアウトやデリバリーを強化したほか、キャンペーン実施や新価格帯商品の導入、原価低減やコスト削減に取り組んだことなどが奏功したようだ。

■アルファシステムズ <4719>  3,860円  +190 円 (+5.2%)  本日終値

5日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は4%増益」が好感された。

アルファシステムズ <4719> が2月5日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比0.3%減の23.1億円となり、通期計画の31.6億円に対する進捗率は73.2%にとどまったものの、5年平均の65.1%を上回った。

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■綜研化学 <4972>  2,545円  +500 円 (+24.5%) ストップ高   本日終値

綜研化学<4972>が大幅続伸し、昨年来高値を更新した。同社は5日取引終了後に、21年3月期通期の連結業績予想と期末配当計画を修正。営業利益見通しを前期比62.2%増の33億円(従来予想は25億5000万円)としたほか、期末一括配当を従来計画比20円増額の75円(前期は55円)にすると発表した。売上高見通しも同9.8%増の315億円(従来予想は300億円)に上方修正。中国市場を中心に粘着剤関連製品や加工製品の販売が想定を上回りそうなことが主な要因だとしている。

■N・フィールド <6077>  994円  +150 円 (+17.8%) ストップ高   本日終値

N・フィールド<6077>がストップ高。国内投資ファンドのユニゾン・キャピタル系のCHCP-HN(東京都中央区)が5日、同社の完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表しており、TOB価格1200円にサヤ寄せする格好となった。非公開化することで機動的な経営体制を構築することが、企業価値の向上に資すると判断したという。買付予定数は1292万5434株(下限861万7000株、上限設定なし)で、買付期間は2月8日から3月23日まで。なおTOB成立後、Nフィールド株は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は同社株を2月5日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

●ストップ高銘柄

JIG-SAW <3914>  15,440円  +3,000 円 (+24.1%) ストップ高   本日終値

フジタコーポレーション <3370>  464円  +80 円 (+20.8%) ストップ高   本日終値

QDレーザ <6613>  920円  +150 円 (+19.5%) ストップ高   本日終値

など、7銘柄

●ストップ安銘柄

すららネット <3998>  4,080円  -1,000 円 (-19.7%) ストップ安   本日終値

など、1銘柄

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