★本日の【イチオシ決算】 ケイアイ不、富士フイルム、ホンダ (2月9日)
※決算発表の集中期間(1月26日~2月15日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。
1.★本日の【サプライズ決算】 速報 <16時>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 続報 <18時>に配信
3.★本日の【イチオシ決算】 <20時>に配信
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【株探プレミアム】会員向けには、より早い“超速報”を毎日2本配信します。
1.★本日の【サプライズ決算】 超速報 <15時10分>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 <15時40分>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。
1)本日(2月9日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【ケイアイ不 <3465> 】 ★今期経常を66%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も51円増額
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の70億円→116億円に65.7%上方修正。増益率が10.8%増→83.6%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。コロナ禍によるライフスタイルの変化から住宅購入の需要が高まるなか、主力とする分譲住宅の販売が好調に推移することが収益を押し上げる。値引き販売の抑制に加え、IT投資による生産性向上なども上振れにつながる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の88円→139円(前期は76円)に大幅増額修正した。
●サプライズな決算発表・業績修正
日特建設 <1929> ★今期経常を一転5%増益に上方修正・20期ぶり最高益更新へ
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の40億円→51億円に27.5%上方修正。従来の18.0%減益予想から一転して4.5%増益を見込み、一気に20期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期完工分の受注高増加に加え、販管費を抑制することが利益を押し上げる。
ディーエヌエ <2432> ★4-12月期(3Q累計)税引き前は305億円の黒字に浮上、自社株買いも発表
◆21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前損益は305億円の黒字(前年同期は392億円の赤字)に浮上して着地。新型コロナウイルス感染拡大の影響でスポーツ事業は大幅赤字となったものの、ライブ配信アプリ「Pococha」を中心に好調だったライブストリーミング事業やゲーム事業の収益拡大で吸収した。また、子会社だったSHOWROOM株式の売却益を計上したことなども利益拡大につながった。
併せて、発行済み株数の8.02%にあたる990万株または140億円を上限に自社株買いを実施すると発表。
富士フイルム <4901> ★今期税引き前を20%上方修正、配当も5円増額
◆21年3月期の連結税引き前利益を従来予想の1750億円→2100億円に20.0%上方修正。増益率が1.1%増→21.3%増に拡大する見通しとなった。ヘルスケア領域と高機能材料分野を中心とする足もとの業績好調が上振れの要因となる。
併せて、今期の年間配当を従来計画の95円→100円(前期は95円)に増額修正した。
三井金 <5706> ★今期経常を59%上方修正
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の220億円→350億円に59.1%上方修正。増益率が2.4倍→3.8倍に拡大する見通しとなった。キャリア付極薄銅箔の販売が伸びるほか、想定を上回る自動車市場の回復が追い風となる。金属市況の堅調な推移に伴う在庫要因の好転も利益を押し上げる。
平田機工 <6258> ★今期経常を一転50%増益に上方修正、配当も35円増額
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の26億円→43億円に65.4%上方修正。従来の9.1%減益予想から一転して50.3%増益見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。自動車関連の生産設備案件に計画変更が生じ、売上高は前回予想を下回るものの、原価低減や販管費削減を進めることで採算は大きく改善する。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→65円(前期は40円)に大幅増額修正した。
兼松エンジ <6402> [東証2] ★今期経常を一転6%増益・最高益に上方修正、配当も26円増額
◆21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の8.9億円→11億円に23.6%上方修正。従来の14.6%減益予想から一転して5.6%増益を見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。主力とする強力吸引作業車や高圧洗浄車の更新需要に加え、災害対応向けの需要も寄与し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。
併せて、業績好調による特別配当6円と創立50周年記念配当20円を上積みする形で、期末一括配当を従来計画の37円→63円(前期は43円)に大幅増額修正した。
フジテック <6406> ★今期経常を一転増益に上方修正、配当も10円増額
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の115億円→147億円に27.8%上方修正。従来の21.7%減益予想から一転して0.1%増益見通しとなった。中国での新設工事や国内のモダニゼーション工事が増加し、売上高が計画を上回ることが寄与。中国の採算性向上に加え、香港やシンガポールのアフターマーケット事業の伸長も上振れに貢献する。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→60円(前期は50円)に増額修正した。
併せて、株主優待制度を新設すると発表。200株以上保有株主へ株主優待ポイントを付与する。
ASTI <6899> [東証2] ★今期経常を9倍上方修正
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の1億円→9億円に9.0倍上方修正。減益率が90.0%減→10.4%減に縮小する見通しとなった。自動車をはじめとする納入先の生産が下期に入ってから回復基調となり、売上高が計画を10.0%も上回ることが利益を押し上げる。
ホンダ <7267> ★今期税引き前を13%上方修正、配当も14円増額
◆21年3月期の連結税引き前利益を従来予想の6600億円→7450億円に12.9%上方修正。減益率が16.4%減→5.7%減に縮小する見通しとなった。新型コロナウイルスの感染再拡大や半導体供給不足の影響で販売台数は減少するものの、コストダウン効果に加え、販管費や研究開発費が想定を下回ることで採算が大きく改善する。
業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の68円→82円(前期は112円)に増額修正した。
2)2月10日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■取引時間中の発表
◆本決算:
<3405> クラレ
など13社
◆第1四半期決算:
<1795> マサル [JQ]
など2社
◆第2四半期決算:
<1431> リブワーク [東M]
など3社
◆第3四半期決算:
<2433> 博報堂DY
<5020> ENEOS ★
<7203> トヨタ ★
<9007> 小田急
など55社
■引け後発表
◆本決算:
<1605> 国際石開帝石 ★
<2579> コカBJH
<3776> BBタワー [JQ]
<4053> サンアスタ [東M]
<4166> かっこ [東M]
<4321> ケネディクス
<4477> BASE [東M] ★
<4587> ペプドリ
<4612> 日本ペHD
<4881> ファンペップ [東M]
<6268> ナブテスコ
<6723> ルネサス ★
<7172> JIA
<7956> ピジョン
など58社
◆第1四半期決算:
<3769> GMO-PG
<3993> パークシャ [東M]
<4051> GMO-FG [東M]
<4475> HENNGE [東M]
など27社
◆第2四半期決算:
<4054> 日本情報C [東M]
<4478> フリー [東M]
<7532> パンパシHD
など33社
◆第3四半期決算:
<1808> 長谷工
<1951> 協エクシオ
<3182> オイシックス
<4088> エアウォータ
<4571> ナノキャリア [東M]
<4849> エンジャパン
<4974> タカラバイオ
<5021> コスモHD
<6113> アマダ
<7094> ネクストーン [東M]
<7616> コロワイド
<7762> シチズン
<8354> ふくおかFG
<8515> アイフル
<8766> 東京海上 ★
<8802> 菱地所 ★
<9005> 東急
<9024> 西武HD
<9076> セイノーHD
<9501> 東電HD
<9517> イーレックス
<9989> サンドラッグ
など274社
合計465社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
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