「アウトドア」が25位にランク、関連企業の好決算相次ぎ根強い関心＜注目テーマ＞
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「アウトドア」が２５位にランクしている。
ゴールドウイン<8111>は５日、２１年３月期連結業績予想について、営業利益を８１億円から１２５億円（前期比２８．５％減）へ上方修正した。キャンプ需要の高まりなどを受けて、「ザ・ノース・フェイス」などのアウトドアブランドの販売が想定を上回っていることが要因という。また、４日にアルペン<3028>が発表した第２四半期累計（２０年７～１２月）連結営業利益は１１０億９２００万円（前年同期比３．４倍）と大幅増益となったが、なかでもアウトドアに特化した専門店「アルペンアウトドアーズ」が好調という。
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、屋外で密を避けられるレジャーとして、アウトドアの人気は高い。カジュアル衣料への注力を強めるワークマン<7564>では、ＰＢ商品のアウトドア衣料が伸長していることなどから、第３四半期累計（２０年４～１２月）単独営業利益が２０１億３２００万円（前年同期比２３．６％増）となった。同社では更にアウトドア関連製品の拡充を図るため、アウトドア用品事業に本格参入するとしており、ＰＢ商品のチェアやテーブルなどを投入し、コト消費のトータル提案を目指している。
このように好決算が相次いだことで、テーマとしての「アウトドア」関連への関心も根強く、この日は関連銘柄に目立った動きは少ないものの、エービーシー・マート<2670>、トレジャー・ファクトリー<3093>、シマノ<7309>がしっかり。デサント<8114>も堅調な動きとなっている。