サイオスなどAI関連に物色の矛先、エイピアで回転した資金が波及
サイオス<3744>、ユビキタス AIコーポレーション<3858>、ユーザーローカル<3984>、など人工知能(AI)関連株に物色の矛先が向いている。米長期金利の上昇を受け警戒感が高まるなか全体相場は上昇一服場面にあるが、内需系の成長株に資金シフトの動きがみられる。前日に東証マザーズに新規上場した台湾発のAIベンチャーAppier Group<4180>は、時価総額が初値形成時で2000億円を超える大型IPOとなりマーケットの注目を集めた。きょうは、利益確定の売りに押されているが、公開価格は上回って推移している。東京市場ではAI関連株は休養十分で需給的にも売り物がこなれている銘柄が多く、エイピアで回転を利かせた資金が新たな物色ターゲットとして買いを入れているもようだ。