PSSは一時プラス圏浮上、新型コロナ変異株の検出用試薬を販売へ
プレシジョン・システム・サイエンス<7707>は後場に入り一時プラス圏に浮上。きょう前場の取引終了後、同社と提携している仏エリテック社製の新型コロナウイルス変異株検出用試薬を19日から販売開始すると発表しており、これが材料視されているようだ。
この試薬は、同社が販売する全自動PCR検査装置に対応し、新型コロナの変異である「N501Y」「E484K」を同時検出するマルチプレックスPCR試薬。同社では、全自動PCR検査装置によって検出された陽性検体のPCRテンプレート(核酸溶出液)を用いることにより、新たに検体採取を行うことなく迅速に変異検出の再検査を行うことが可能になるとしている。