コメダは大幅反発、22年2月期は32%営業増益で12円増配を予定
コメダホールディングス<3543>は大幅反発している。14日の取引終了後に発表した22年2月期の連結業績予想で、売上高329億円(前期比14.2%増)、営業利益72億5000万円(同31.6%増)、純利益48億5000万円(同35.1%増)と大幅増益を見込み、年間配当を前期比12円増の51円を予定していることが好感されている。
引き続き東日本エリア及び西日本エリアを中心に出店し、26年2月期に1200店舗(21年2月期末914店舗)達成を目指して出店の拡大を図る方針。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ前期の反動もあり、大幅増益を見込むようだ。
なお、21年2月期決算は、売上高288億3600万円(前の期比7.6%減)、営業利益55億1100万円(同30.0%減)、純利益35億9000万円(同33.2%減)だった。
同時に、上限と5万株(発行済み株数の0.11%)、または1億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は4月15日から5月31日まで。