大真空が4連騰、水晶デバイスの需要旺盛続き21年3月期業績は計画を上回る
大真空<6962>が4連騰している。4月30日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が320億円から331億円(前の期比10.8%増)へ、営業利益が15億円から20億円(同7.2倍)へ、純利益が7億円から12億円(同4.3倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
5Gスマートフォンの立ち上がりやテレワークの拡大による水晶デバイスの旺盛な需要が第4四半期も継続し、通信向けや民生向けの販売が想定を上回ったことが要因。また、従来予想では、円高に伴う為替差損の発生を見込んでいたが、期末にかけて円安が進んだことで為替差益を計上する見込みとなったことも寄与した。