【↓】日経平均 大引け| 反落、朝高も利益確定売りで2万8000円台割れ (5月17日)

市況
2021年5月17日 16時32分

日経平均株価

始値  28310.46

高値  28312.78(09:00)

安値  27632.53(12:32)

大引け 27824.83(前日比 -259.64 、 -0.92% )

売買高  11億6498万株 (東証1部概算)

売買代金  2兆4591億円 (東証1部概算)

-----------------------------------------------------------------

■本日のポイント

1.日経平均は259円安と反落、再び2万8000円台割れに

2.前週末のNYダウは360ドル高、米長期金利の低下を好感

3.日経平均は朝高後、利益確定売りで一時400円超の下落

4.東エレク、レーザーテク、アドテストなど半導体関連株が安い

5.バルミューダやQDレーザ、フルッタなど中小型の一角が高い

■東京市場概況

前週末の米国市場ではNYダウは前日比360ドル高と続伸した。長期金利が落ち着きを取り戻したことやここ最近の下落で割高感が和らいだハイテク株が買われた。

週明けの東京市場では、日経平均株価は反落。利益確定売りが膨らみ一時400円を超す下落となる場面があった。

前週末14日の米株式市場では、NYダウが続伸。米長期金利の低下などが好感された。これを受けた東京市場も朝方は買い先行の展開で200円を超す上昇となる場面があった。ただ、買い一巡後は利益確定売りが膨らみマイナス圏に転じ、後場に入り下げ幅は拡大した。ハイテク株などへの売りが目立ち2万8000円台を割り込んだ。

個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が安く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>が値を下げた。東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株が安い。コニカミノルタ<4902>やBASE<4477>が売られた。

半面、トヨタ自動車<7203>や任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>が高く、武田薬品工業<4502>やZホールディングス<4689>、楽天グループ<4755>が値を上げた。バルミューダ<6612>やQDレーザ<6613>、フルッタフルッタ<2586>といった中小型株の一角が値を飛ばした。

日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はヤマハ発 <7272> 、資生堂 <4911> 、アサヒ <2502> 、トヨタ <7203> 、電通グループ <4324> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約33円。

日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、ファストリ <9983> 、SBG <9984> 、日産化 <4021> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約146円。

東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)不動産業、(2)その他製品、(3)空運業、(4)輸送用機器、(5)ゴム製品。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)海運業、(3)サービス業、(4)機械、(5)情報・通信業。

■個別材料株

△グッドライフ <2970> [JQ]

第1四半期営業は大幅増益で通期計画進捗率97%。

△オープンH <3288>

戸建関連好調で21年9月期業績予想を再上方修正。

△ケイアイ不 <3465>

住宅需要旺盛で22年3月期は連続最高益と大幅増配を計画。

△AOITYO <3975>

MBO発表でTOB価格900円にサヤ寄せ。

△ファブリカ <4193> [JQ]

22年3月期は連続最高益更新で初配当25円を実施。

△ギフティ <4449>

法人向けeギフトサービス好調で1~3月期収益急拡大。

△ロコガイド <4497> [東証M]

住宅・結婚情報サイト運営のくふうカンパニーと経営統合。

△荏原 <6361>

21年12月期業績予想の上方修正と自社株買いを好感。

△ASTI <6899> [東証2]

需要回復見込み22年3月期営業益予想94%。

△ジモティー <7082> [東証M]

第1四半期営業利益3.9倍。

▼マーケットE <3135>

21年6月期業績予想を下方修正。

▼ピアラ <7044>

第1四半期営業利益68%減。

東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ケイアイ不 <3465> 、(2)フコク <5185> 、(3)ギフティ <4449> 、(4)AOITYO <3975> 、(5)日精樹脂 <6293> 、(6)IDEC <6652> 、(7)理想科学 <6413> 、(8)フクシマガリ <6420> 、(9)丸文 <7537> 、(10)稀元素 <4082>

値下がり率上位10傑は(1)ピアラ <7044> 、(2)マーケットE <3135> 、(3)ファイバーG <9450> 、(4)グレイス <6541> 、(5)シンシア <7782> 、(6)ウッドワン <7898> 、(7)LTS <6560> 、(8)一正蒲鉾 <2904> 、(9)クレオス <8101> 、(10)ベース <4481>

【大引け】

日経平均は前日比259.64円(0.92%)安の2万7824.83円。TOPIXは前日比4.56(0.24%)安の1878.86。出来高は概算で11億6498万株。東証1部の値上がり銘柄数は908、値下がり銘柄数は1211となった。日経ジャスダック平均は3779.52円(51.68円安)。

[2021年5月17日]

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.