エル・ティー・エス---1Qは2ケタ増収・増益、プロフェッショナルサービス事業が順調に推移

材料
2021年5月21日 13時37分

エル・ティー・エス<6560>は14日、2021年12月期第1四半期(21年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比26.9%増の17.42億円、営業利益が同7.4%増の1.72億円、経常利益が同16.5%増の1.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.6%増の1.21億円となった。

プロフェッショナルサービス事業の売上高は前年同期比26.8%増の16.81億円、セグメント利益(営業利益)は同15.2%増の1.57億円となった。企業活動の様々な制約によってIT部門を取り巻く環境が大きく変化していく中で、堅調な変革ニーズを捉え、積極的に事業展開を推進した結果、ビジネスプロセスマネジメントを活用した業務の可視化・改善を強みとする従来型のコンサルティング案件(業務分析・設計、IT導入支援・現場展開)の獲得は順調に推移した。ソフテックの連結子会社化により、静岡・東海エリアでの事業が拡大するともに、ログラスとの業務提携による経営管理領域でのデジタルトランスフォーメーション推進等、テクノロジー企業を中心とする外部企業との連携を推進した。また、書籍発刊やセミナー等を通じ、提供サービスに関する外部への情報発信も積極的に実施した。

プラットフォーム事業の売上高は前年同期比24.3%増の0.73億円、セグメント利益(営業利益)は同38.1%減の0.14億円となった。IT業界に特化した、ビジネスマッチングと学びの場を提供するプラットフォームである「アサインナビ」の会員数は、2021年3月31日現在で法人・個人を合わせ10,599会員(前期末比393会員の増加)となり、順調に成長を続けている。会員基盤の拡大に伴い、「アサインナビ」及び「コンサルタントジョブ」によるマッチングや会員向けサービスの実績も拡大しており、売上高は堅調に推移した。一方、既存サービスの育成・成長に加え、新サービス「CS Clip」への開発投資を継続するとともに、組織体制の強化や積極的な営業活動等、将来の収益拡大に向けた投資も、積極的に実施した。

2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.0%増の70.00億円、営業利益が同21.2%増の5.80億円、経常利益が同18.5%増5.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.1%増の3.41億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.