伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (5月28日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが上昇した流れを映して、本日の寄り付き値が上放れて始まる公算です。
現在が戻り高値3万0714円を超える上げ場面へ入っている可能性があるなら、本日の上昇は、現在が勢いの強い上げの流れへ入っていることを示す動きと考えられます。目先は、上昇を継続して、一気に3万円以上を目指す展開になるという見方ができます。
2月16日以降、下値を試す流れを継続していると見るなら、目先、価格が上がれば、それだけ、戻り高値をつける圧力が強くなると推測できます。
本日の上放れは、2月16日、3月18日、4月6日、5月10日のように、戻り高値をつけるきっかけになる動きである可能性もあります。
午前中に価格が上昇しても、午後に上値を抑えられる展開を頭のすみに入れておきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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