東京株式(前引け)=反発、米株高好感でリスク選好も伸び悩む

市況
2021年6月7日 11時48分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比64円36銭高の2万9005円88銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億8532万株、売買代金概算は1兆1043億円。値上がり銘柄数は1114、対して値下がり銘柄数は950、変わらずは126銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は買い優勢の展開で始まり、日経平均株価は寄り付き直後にほぼ300円高に買われ2万9200円台に上昇した。ただ、その後は伸び悩み漸次水準を切り下げる展開で60円あまりの上昇で着地している。前週末の米国株市場では5月の雇用統計発表を受け、米10年債利回りの低下を好感する形で主要株指数が上昇したが、朝方こそこのリスク選好の流れを引き継いだものの、2万9000円台前半の戻り売り圧力に押し返される格好となっている。業種別では海運株が大きく買われる一方、鉄鋼株に下げる銘柄が目立った。

個別では任天堂<7974>が上昇、東京エレクトロン<8035>も買い優勢で売買代金トップのレーザーテック<6920>は大幅に伸び悩んだもののプラス圏で引けた。日本郵船<9101>も高い。芝浦メカトロニクス<6590>が急伸、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>も大幅高に買われた。ペッパーフードサービス<3053>も物色人気。半面、トヨタ自動車<7203>が小幅ながら反落、ソニーグループ<6758>も軟調。ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。日本製鉄<5401>が売りに押され、アーレスティ<5852>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.