マザーズ指数は小幅に5日続伸、買い安心感広がるも週末前に利益確定/マザーズ市況

市況
2021年6月11日 16時38分

本日のマザーズ市場では、朝方買いが先行して始まった。米国では5月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったものの、長期金利の低下が続きハイテク株は上昇。東京市場でもエムスリー<2413>など主力グロース(成長)株の一角が堅調で、新興株にとっても買い安心感につながったとみられる。ただ、マザーズ指数は週初から上昇が続き、1100pt台後半に位置する75日線を上回ってきたこともあり、週末を前に利益確定売りが出て伸び悩んだ。なお、マザーズ指数は小幅に5日続伸、売買代金は概算で1450.56億円。騰落数は、値上がり122銘柄、値下がり222銘柄、変わらず11銘柄となった。

個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>が小高く、フリー<4478>やJMDC<4483>は堅調。売買代金上位では前日ストップ高のNPC<6255>が続伸し、前日に新サービスを発表したJIG-SAW<3914>は上昇率トップとなった。5月度の売上高が好調だったF-ブレイン<3927>も大きく買われた。一方、時価総額上位ではマネーフォワード<3994>が、売買代金上位では前日上場のワンプラ<4199>が買い一巡後に利益確定売りに押された。また、決算や業績修正を発表したアクシージア<4936>は材料出尽くし感から急落し、クックビズ<6558>などとともに下落率上位に顔を出した。

《HK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.