前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2021年6月15日 5時20分

■HEROZ <4382>  2,290円 (-188円、-7.6%)

東証1部の下落率5位。HEROZ <4382> が続急落。同社は11日大引け後に決算を発表。21年4月期の経常利益(非連結)は前の期比29.5%減の2億8500万円になり、22年4月期も前期比68.4%減の9000万円に大きく落ち込む見通しとなった。3期連続減益になる。

■任天堂 <7974>  65,080円 (-2,070円、-3.1%)

任天堂 <7974> が大幅反落。売買代金は東証1部上場企業の中でも群を抜いており、株価の下げ方も異質で市場関係者の注目を集めた。世界最大級のゲーム見本市E3が米国時間12日から開幕(オンライン開催)しているが、そのなか、「同社の発表が今週16日午前1時(日本時間)に予定されているが、期待されたニンテンドースイッチの新機種発表が見送られるのではないかとの観測が高まったことで、これを材料に売りがかさんでいる」(国内証券マーケットアナリスト)という。E3は東京市場でもゲーム関連株を刺激する材料として、開催前から取り沙汰されてきたが、任天堂は特にスイッチ絡みで注目を集めていた。

■三菱UFJ <8306>  604.7円 (-6.1円、-1.0%)

三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> などメガバンクが売り買い交錯。ここ米10年債利回りが低下基調にあり、前週末時点では1.4%台半ばの推移となっている。前週末の米国株市場ではゴールドマンサックスグループ<GS>は堅調だったもののシティグループ<C>がマイナスで引けるなど、大手金融株は高安まちまちの展開だった。東京市場でも前週は米長期金利低下を嫌気する形でメガバンク3社に利益確定の売りが出ていずれも25日移動平均線を下回ってきたが、目先的には値ごろ感も意識され、高配当利回りに着目して押し目を買う動きも観測される。

※14日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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