MSOLが大幅続伸、コンサルタント積極採用で上期営業利益は大幅黒字転換
マネジメントソリューションズ<7033>が大幅続伸している。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(20年11月~21年4月)連結決算が、売上高32億7200万円(前年同期比32.2%増)、営業利益2億9100万円(前年同期7700万円の赤字)、最終利益1億9900万円(同5400万円の赤字)と大幅黒字転換したことが好感されている。
同社では、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化を受けてプロジェクトマネジメント支援に対するニーズは堅調に推移すると予想。このため積極的に採用活動を進め、コンサルタントを122人採用し、稼働工数が増加していることが牽引役となった。また、テレワークの浸透による交際費、交通費をはじめとする経費の減少や、リファーラル採用の増加による採用費の減少なども寄与した。
なお、21年10月期通期業績予想は、売上高73億2000万円(前期比40.0%増)、営業利益8億5000万円(同4.2倍)、最終利益5億8600万円(前期1200万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。