高砂熱が切り返し急で新高値にらむ、二酸化塩素ガスで新型コロナ99.9%減少

材料
2021年6月15日 11時04分

高砂熱学工業<1969>が切り返し急となり、一時66円高の1910円まで上値を伸ばし、取引時間中としては年初来高値をつけた5月27日以来約3週間ぶりに1900円台を回復した。空調工事最大手で民間需要を中心に一般空調や半導体向けを中心とした産業空調で実績が高い。同社は15日、日本繊維製品品質技術センターと実施した抗ウイルス試験で、二酸化塩素ガスが物質の表面に付着した新型コロナウイルスを99.9%減少させることを確認したと発表、これとあわせて実用化に向けたパートナー企業の募集を行うことも発表しており、株価を刺激する格好となっている。株価は5月27日に1955円の年初来高値をつけたものの結果的に上ヒゲ形成となり、その後は調整局面にあったが、足もとは動兆著しく高値奪回を再び視野に入れている。

出所:MINKABU PRESS

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