イントランスが急騰、継続企業の前提に関する注記を解消へ
イントランス<3237>が寄り付きから急騰。前日比17.7%高の93円まで上値を伸ばし、年初来高値を更新している。15日の取引終了後、売却取引を進めていた販売用不動産の決済・引き渡しが完了したことに伴い、シンジケートローンの返済を行い、21年3月期決算短信に記載していた「継続企業の前提に関する重要事象等」及び「継続企業の前提に関する注記」の解消を決定したと発表。これが好材料視されている。
今回の売却により、22年3月期第1四半期において営業利益に6億2500万円を計上する予定という。また、手元資金はシンジケートローン完済後において約7億円増加し、当面の運転資金、投資資金を十分に賄える状況となったことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況は解消したものと判断したという。