21日の株式相場見通し=大幅続落、NYダウの下げ足強まりリスク回避ムード

市況
2021年6月21日 8時00分

週明け21日の東京株式市場は大きく売り優勢に傾き、日経平均株価は4日続落となりそうだ。前週末の米国株市場では、利上げ実施が前倒しされるとの懸念を背景にNYダウが500ドルを超える急落をみせた。NYダウは前週1週間にわたって高い日が一度もなく、特に週後半は下げ幅も拡大するなど弱気ムードが強まっている。ただ、米長期金利は1.4%台前半まで水準を切り下げており、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の下げ幅は比較的浅かった。足もと外国為替市場では1ドル=110円台前半の推移と急速にドル安・円高が進んでいるということもなく、東京市場でもハイテクセクターにとって下支え材料となる。日経平均株価は2万8000円台前半まで大幅に下値を試す展開が想定されるものの、売り一巡後は下げ渋る可能性もある。

18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比533ドル37セント安の3万3290ドル08セントと5日続落。ナスダック総合株価指数は同130.974ポイント安の1万4030.376だった。

日程面では、きょうは5月の白物家電出荷額、5月の主要コンビニエンスストア売上高など。海外では、5月のシカゴ連銀全米活動指数のほか、ウイリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の講演が予定される。

出所:MINKABU PRESS

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