個人投資家・有限亭玉介:底強いトレンド?アフターコロナ関連に注目【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2021年7月3日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2021年6月28日10時に執筆

将来的な米長期金利の上昇懸念から、日本の株式市場でも警戒感が高まっている様子です。日経平均などの経済指標は上値が重いですがワクチン接種が広まっていくにつれて、アフターコロナを見据えた外食株などの物色が目立っておりますよ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

緊急事態宣言が明けて、外出する人も増えている印象を受けます。ワクチン接種が進んでコロナが無い生活に戻って欲しいと思う反面、リバウンドから感染拡大するのではないか…という不安もありますな。引き続き政府の対応を注視したいところです。

外食業界の方々の事を思うと、酒の提供や閉店時間を厳しく規制されて気の毒で仕方ありません。また、外食業界の需要減によって農家さんの野菜の出荷先が無くなってしまったり、その影響はサプライチェーンにも大きく影響しております。二度とこのような事は起こって欲しくないですし、一刻も早く万全な状態で経済活動が出来るといいですな。

海外はおろか、国内旅行でさえ満足に出掛けられなかった状況が終わるとすれば、旅行業界にとっても嬉しい話です。沖縄は7月11日まで緊急事態宣言が発令されていますので、海でなく山へ行く人が増えたりと、旅行先のニーズにも変化があるかもしれません。

と、いうわけで、物色され始めているアフターコロナ関連銘柄を今回はピックアップして参ります。コロナ禍で大打撃を負いながらも試行錯誤をして生き残った外食・旅行業界にとっては、アフターコロナの世界など楽勝かもしれませんな。

まずは「すき家」や「はま寿司」などを展開するゼンショーHD<7550>は、22年3月期の経常利益が207億円に到達し最高益更新を見込んでおります。チャート(日足)もコロナ以前の水準にまで戻しており、外食最大手としての地位は盤石に思えますねぇ。

東海地盤の焼き肉チェーンであるあみやき亭<2753>も直近で下値を切り上げています。焼き肉店は換気設備が備わっている事から、コロナ禍でも注目されていました。22年3月期は黒字転換を見込み、アフターコロナで更に需要を取り込めるか注視したいです。併せて無煙ロースター販売シェアNo1.でも知られたシンポ<5903>も、底値圏から離脱してきているので見ております。

そしていちよし証券が6月18日付でレーティングを「B」から「A」、フェアバリューを1100円から2000円に引き上げたバルニバービ<3418>もチェックしております。直近の急動意で年初来高値を更新した同社は、固定資産譲渡による特別利益が好感されている模様です。

CMで知名度も高いバイク王&カンパニー<3377>は、4月5日の決算で黒字転換を発表しました。コロナ禍で密を避けたレジャーでもあるバイクツーリング。バイクの免許をとる人も増えたそうですな。チャートは保ち合いから上抜けてきております。

旅行関連からは、宿泊予約サイトを一元管理する「TEMAIRAZU」を手掛ける手間いらず<2477> も直近で年初来高値を更新しました。4月30日の決算では減益ではありましたが、底堅く推移しております。また、ネット印刷や運送仲介を手掛けるラクスル<4384>が、東京証券取引所から貸借銘柄に選定された他、ECの市場規模拡大から需要増の思惑となっているようです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《RS》

提供:フィスコ

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