株価指数先物【昼のコメント】 2万8000円割れを想定したショートの動きには注意

市況
2021年7月8日 12時10分

日経225先物は11時30分時点、前日比220円安の2万8160円(-0.77%)前後で推移している。寄り付きは2万8270円とシカゴ先物清算値(2万8335円)を下回って始まった。やや買い戻しの動きも見られ、現物の寄り付き直後には2万8360円まで持ち直した。しかし、リバウンドは強まらず、再び2万8300円を割り込むと下落幅を拡大し、前場半ば以降は2万8200円を挟んで推移。ランチタイムでは2万8120円まで下げ幅を広げ日中安値水準に。

本日もシカゴ先物を下回る弱いスタートとなった。寄り付き後はナイトセッションの保ち合いレンジだった2万8300円~2万8400円辺りでの推移が意識されたものの、寄り付き後早い段階で下放れる形となった。ETFの決算に伴う分配金支払いのための売り需要に加え、政府が東京都に4回目の緊急事態宣言を出す方針のなか、アルゴ発動への警戒心も手掛けづらくさせている。NT倍率は先物中心限月で14.60倍に低下し、一時14.58倍と前日の安値水準まで低下した。2万8000円割れを想定したショートの動きには注意したいところであろう。

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