東京株式(前引け)=続落、新型コロナ感染拡大などを警戒

市況
2021年7月8日 11時47分

8日前引けの日経平均株価は、前営業日比で154円78銭安の2万8212円17銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は4億9321万株、売買代金概算は1兆987億円。値上がり銘柄数は846、対して値下がり銘柄数は1202、変わらずは129銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株3指数がいずれも上昇したにもかかわらず、リスク選好ムードとはならなかった。国内で新型コロナウイルスのインド型変異株であるデルタ株の感染拡大が続いていることを警戒する売りが上値を重くした。政府が東京都に4度目の緊急事態宣言を発令する見通しにあることや、足もとではETFの分配金捻出に絡む売り圧力も警戒されている。主力株全般買い手控えムードは強いが、前場の売買代金は1兆円台をかろうじてキープしている。

個別では任天堂<7974>が大幅安、東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>など半導体関連も軟調。ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。コマツ<6301>も安い。ペッパーフードサービス<3053>が大幅安、日本ペイントホールディングス<4612>の下げも目立つ。半面、ダイキン工業<6367>が高く、イオン<8267>も買われた。日立製作所<6501>も上昇した。ネクステージ<3186>が急伸、ユーグレナ<2931>も活況高に。OSG<6136>も買い人気を集めた。

出所:MINKABU PRESS

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