レノバ、ウエストHD、テスHDなど再生エネ関連が人気、日銀の脱炭素優遇が刺激材料に
レノバ<9519>が続伸で5000円大台を回復し最高値に急接近しているほか、ウエストホールディングス<1407>は6連騰と上値指向が鮮明。またテスホールディングス<5074>も同じく6連騰と上げ足を強めるなど、再生可能エネルギー関連銘柄に買いが集まっている。日銀は15~16日に予定される金融政策決定会合で、気候変動対応の投融資を後押しする姿勢を明示する構えにあり、脱炭素につながる企業向け投融資を行う金融機関に対して、低利で長期資金を提供するなど優遇措置をとる方針が伝えられている。世界的に脱炭素への取り組みが加速するなか、世界各国で中央銀行が金融政策面で関与する動きが活発化しており、日銀も積極的にその流れに乗る。株式市場でも太陽光発電など脱炭素に絡む分野に事業展開する企業群に注目が集まっている。