デザインワンが一時23%高、BPO事業好調で21年8月期業績予想を上方修正
デザインワン・ジャパン<6048>が急騰して一時、前日比56円(22.9%)高の301円に買われ、年初来高値を一気に更新している。12日の取引終了後、21年8月期の連結業績予想について、売上高を18億1500万円から18億2300万円(前期比5.3%減)へ、営業利益を500万円から1億2300万円(同39.3%減)へ、純利益を6400万円から1億5000万円(同1.7%減)へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の影響で口コミサイト「エキテン」では有料掲載店舗数の減少が続いているものの、一方で、子会社を活用したシステム開発事業(BPO事業)が好調なほか、5月に子会社化したDEECHの売り上げが第4四半期から寄与することが要因としている。また、販管費の抑制を図ったことや、予定していた投資が想定していた金額を下回る状況となったことも寄与する。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年9月~21年5月)決算は、売上高13億3600万円(前年同期比9.5%減)、営業利益1億3400万円(同30.3%減)、純利益1億6600万円(同22.1%増)だった。