新日本科学は7%超の上昇で1100円台、再生医療と再生エネのテーマに乗り新値街道
新日本科学<2395>が新値街道をまい進、一時7%を超える上昇で一気に1100円台を回復した。同社は前臨床試験受託の最大手で新薬の開発支援業務では基礎研究から臨床試験に至るまでワンストップで対応できる優位性を持っている。大手製薬メーカーのアステラス製薬<4503>とは創薬支援で包括受託契約を結んでおり、安定した収益基盤が強み。早くから再生医療分野に展開するほか、純国産エネルギーの創出推進という国策の追い風を受けバイナリー型地熱発電など再生可能エネルギー分野にも積極的に取り組み、成長に向けた布石に余念がない。既に新上場区分で最上位の「プライム」への適合通知を受けており、これも物色人気を後押ししているもようだ。